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温泉の泉質について       
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<泉質の一般分類>

新泉質名 旧泉質名
ナトリウム-塩化物泉 食塩泉
ナトリウム-炭酸水素泉 重曹泉
鉄泉 鉄泉
アルミニウム-硫酸塩泉 明礬泉
単純温泉 単純温泉
単純二酸化炭素泉 単純炭酸泉
カルシウム(マグネシウム)−炭酸水素塩泉 重炭酸土類泉
硫酸塩泉 硫酸塩泉
硫黄泉 硫黄泉
酸性泉 酸性泉
放射能泉 放射能泉
上記の分類はあくまで源泉における基本の11種類です。さらに細かく分けた分類表もありますが、実際の泉質は色々な成分が混ざり合い、様々な泉質を形成しています。極端な言い方をするならば、源泉の数だけ泉質があると言えるでしょう。また実際に入るお風呂においては、源泉からの距離、掛け流しか循環 式の違いにより成分が変わっている場合もあります。自分の体質や症状に合った温泉に入ることをお奨めします。そのためには数多く試してみるのがいいでしょう。
<pH(水素イオン濃度)による分類>
酸性泉 pH3未満
弱酸性泉 pH3〜6未満
中性泉 pH6〜7.5未満
弱アルカリ性泉 pH7.5〜8.5未満
アルカリ性泉 pH8.5以上
湧出口の温度による分類
冷鉱泉 25℃未満
低温泉 25℃〜34℃未満
温泉 34℃〜42℃未満
高温泉 42℃以上
従って、25度以上あれば温泉となります。
成分濃度による分類
低張性 溶存物質総量が1kg中 8g未満
等張性 溶存物質総量が1kg中 8g以上 10g未満
高張性 溶存物質総量が1kg中 10g以上
温泉の濃度を、ヒトの体液の浸透圧(1kg中8.8g)を基準にして分類します。
陽陰イオンなど鉱泉の溶存物質の総量が何グラムあるかにより3つに分けます。 
<泉温について>
成分表示において、「泉温」というのは源泉湧出口温度を示しています。 実際に入浴するお風呂の温度ではありません。
<温泉の成分等の掲示>
従来の掲示項目に加え、温泉成分に影響を与える項目を追加して掲示することになっています。
  1. 温泉に水を加えて公共の浴用に供する場合は、「加水」の有無と、その理由
  2. 温泉を加温して公共の浴用に供する場合は、「加温」の有無と、その理由
  3. 温泉を循環させて公共の浴用に供する場合は、「循環」の有無、「濾過」の有無と、その理由
  4. 温泉に入浴剤を加え、又は温泉を消毒して公共の浴用に供する場合は、「入浴剤」使用の有無とその名称、「消毒」の有無と、その方法、及び、その理由
 
 
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